中国企業の主要株主や経営陣の売り、09年6月以降最大-UBS (Bloomberg.co.jpから引用)

もうしばらくで、中国は大きな調整の時期に突入となるのだろうか。

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6月18日(ブルームバーグ):主要株主や経営幹部、株式の5%以上を保有する個人による中国の人民元建てA株 取引が、5月に247億元(約3830億円)の売り越しとなったことが分かった。UBSが明らかにしたもので、月間ベースで2009年6月以降最大だという。

UBSの18日付リポートによれば、コンピューター関連やメディア、特殊装置などの業界での売却規模が大きかった。

上海総合指数は5月に5.6%上昇し、昨年12月以来の大幅上昇となった。しかし今月は輸出や工業生産などの経済指標で成長鈍化が示されたことや、短期金利上昇で流動性逼迫(ひっぱく)感が明らかになったことなどを受けて6.5%値下がりしている。

UBSのアナリストは「有力株主は株価にますます重大な影響を与えるようになってきている」と記した。

原題:China Insiders Sell Most Shares in May in 4 Years, UBSSays (1)(抜粋)

記事に関する記者への問い合わせ先:バンコク Anuchit Nguyen anguyen@bloomberg.net

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更新日時: 2013/06/18 16:14 JST
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