米中、温室効果ガス対策のイニシアチブで合意(REUTERSから引用)

G2による世界管理が機能するのか否か。徐々にいろいろな動きが出てくるのだろう。

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[ワシントン 10日 ロイター] - 温室効果ガスの排出量が世界で最も多い米国と中国は10日、米中戦略経済対話において、大型車や石炭火力発電所など最大の炭素排出源からの排出量削減に関する5つの政策イニシアチブで合意した。米国務省が明らかにした。

気候変動に関する米中間のワーキンググループは4月に組織され、企業や民間団体と協力し、10月までに気候変動対策と環境汚染の防止についての方策を進めることになっている。

さらにこの政策イニシアチブは、エネルギー効率の向上や温室効果ガスに関するデータの収集と管理、再生可能エネルギーの比率引き上げを進めることも目指している。

気候変動に関する合意はテクノロジーの改善に限定され、ガス排出の削減量を具体的に定めたものではなく、拘束力もない。ただ、温室効果ガスの削減に関する国際的な議論の拡大や、2015年までの京都議定書に代わる新たな枠組みの作成に対して支援につながる可能性がある。
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