北朝鮮に「世界クラス」のスキーリゾート 建設始まる(CNN.co.jpから引用)

新興国として開放できるのだろうか。

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(CNN) 北朝鮮に「世界クラス」のスキーリゾートを建設する計画が進んでいる。朝鮮中央通信(KCNA)はこのほど、東部・江原道の現場を視察する金正恩(キムジョンウン)第1書記の姿を伝えた。

標高768メートルの馬息嶺に、ホテルを併設したスキー場が開設される見通し。一帯は11月上旬から3月上旬にかけて雪に覆われる。上級から初級まで、幅40〜120メートル、延べ11万メートルのコースを設けるという。現場には平壌と元山をつなぐ観光道路が通じている。

金第1書記はスイスへの留学経験があり、スキー場には詳しいようだ。KCNAによれば、コースの随所に救護所を設置することや、事故防止用の自動監視システムを導入することを提案し、生態系の保護や工事による汚染防止を求めるなど環境への配慮も示しているという。

北朝鮮への旅を専門に扱う北京の高麗旅行社によると、スキーリゾート建設の計画は2〜3年前から浮上していたが、工事は最近始まった。基本プランの情報は先週入ったばかりだという。オープンの時期は発表されていない。

一方、韓国のある脱北者は匿名で韓国メディアに「住民や兵士の食糧が不足する中でスキー場建設に大金をつぎ込むのは、金第1書記のイメージアップを狙った動きだ」と話した。北朝鮮に現在あるスキー施設は軍専用だと指摘し、「今回もそうなる可能性が高い」との見方を示した。
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