7年連続で景気後退のギリシャ、追加支援必要にも−OECD (Bloomberg.co.jpから引用)
ユーロ劇場は、そろそろ佳境に入るのだろうか。
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5月29日(ブルームバーグ):経済協力開発機構(OECD)はギリシャ経済が2014年も縮小すると予想し、欧州連合(EU)と国際通貨基金(IMF)から追加の支援資金が必要になる可能性があると指摘した。
OECDが29日発表した世界経済見通しによると、ギリシャ経済の14年はマイナス1.2%成長の見込み。13年はマイナス4.8%が予想されている。14年の予想は昨年11月時点のマイナス1.3%よりは小幅な落ち込み。一方、EUの欧州委員会は来年のギリシャ成長率をプラス0.6%と予想している。
OECDは「リセッション(景気後退)の深さと社会的緊張を考慮すると、経済が救済プログラムの想定よりも弱い場合」は、「追加の金融支援または一段の債務減免」が必要になる可能性があると分析した。
ギリシャは現在リセッション6年目で失業率は27%に達している。OECDによると、14年には28.4%に上昇する見込み。
原題:Greek Seven-Year Slump Seen by OECD Testing Limit ofBailout Aid(抜粋)
記事に関する記者への問い合わせ先:アテネ Marcus Bensasson mbensasson@bloomberg.net
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更新日時: 2013/05/29 18:00 JST
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