ゴールドマンが工商銀への投資解消へ、株11億ドル売却−関係者 (Bloomberg.co.jpから引用)

中国から資本を引き揚げるのだろうか。それとも、単なる一案件から手を引くだけなのだろうか。

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5月20日ブルームバーグ):米ゴールドマン・サックス ・グループが、中国工商銀行への投資の解消を目指している。ゴールドマンは保有を続けていた工商銀株11億ドル(約1130億円)相当全ての売却を進めていると、事情に詳しい関係者が明らかにした。

非公開情報だとして匿名で語った同関係者によると、売却価格は1株当たり5.47−5.50香港ドル。この日の香港市場で、工商銀株は前週末比1.4%高の5.64香港ドルで終了。過去1年では22%上げている。工商銀は時価総額で世界最大の銀行。ゴールドマンは2006年、顧客のために運用するファンドとともに工商銀に初めて投資した。

ゴールドマンの工商銀株売却については、IFR誌が先に報じた。工商銀が先月発表した1−3月(第1四半期)決算は12%増益。中国景気が減速する中でも融資を拡大した。

原題:Goldman Sachs Said to Seek ICBC Exit With $1.1 BillionSale (1)(抜粋)

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更新日時: 2013/05/20 21:36 JST
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