中国、過激な抗日戦争ドラマの規制に着手(人民網日本語版から引用)

先の大戦時に、日本は中国に侵略し、大変迷惑をかけた。これはお詫びしなければならないことだ。しかし、その内容を誇張していつまでも言われ続けても、それを聞き流すことしかできない。そろそろ中国がそれから卒業してくれる事が望ましい。

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 中国国家新聞出版広電総局電視劇(TVドラマ)管理司は16日、抗日戦争(日本名・日中戦争)を題材としたドラマが余りにも娯楽化し過ぎている昨今の状況に対応するため、規制に乗り出したことを明らかにした。人民日報が伝えた。

 同司の王衛平・副司長は、「8年間に及んだ抗日戦争は、中華民族が外国からの侵略に抵抗する壮挙であり、映画・テレビ作品の貴重な題材で、それを表現し広く伝えることは、芸術家の責任であり使命でもある。ところが、最近の作品の中には、歴史的事実からあまりにもかけ離れ、行きすぎた娯楽化にあり、常軌を逸したドラマが増えてきている。このような番組は、社会に深刻な悪影響を及ぼしており、必ず是正しなければならない」と指摘した。

 国家新聞出版広電総局はすでに、衛星テレビ局各社に対し、「ゴールデンアワーに放映が予定されている抗日戦争を題材としたテレビドラマについては、内容を今一度審査・評価し、過度に娯楽化されているものは改正し、改正できないものは放送を中止すること。また、抗日戦争ドラマ制作への奨励・支持は、慎重な態度で臨むこと」と要求した。衛星テレビ局の中には、黒竜江衛星テレビの「戦旗」や四川衛星テレビの「尖刀戦士」のように、抗日戦争ドラマの放送を自主的に取りやめたところもある。(編集KM)

 「人民網日本語版」2013年5月17日
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