世界の中銀は金と円、人民元の購入拡大し多様化−WGC (Bloomberg.co.jpから引用)
円高方向の動きもある。それを跳ね返すような緩和をするとなると、どこまで円安になるのだろうか。
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3月13日(ブルームバーグ):世界各国の中央銀行は外貨準備に占めるドルとユーロの割合を減らすため、金と円、人民元の購入を増やしつつある。業界団体ワールド・ゴールド・カウンシル(WGC)が13日明らかにした。
WGCのリポートによれば、外貨準備高は2012年に12兆ドル(約1150兆円)余りに増加した。2000年は2兆ドルだった。ドル以外の通貨および金の割合は08年以降3倍に増加した。
WGCは先月、昨年の中銀による金保有が534.6トン増加し、1964年以降で最大の伸びになったことを明らかにしていた。バークレイズは13、14両年の政府による購入が300トンに上ると予想している。モルガン・スタンレーは2月25日のリポートで、通貨価値の下落とインフレ懸念で金属への需要が高まるとの見通しを示した。
原題:Central Banks Seen Buying More Gold, Yen, Renminbi toDiversify(抜粋)
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更新日時: 2013/03/13 20:00 JST
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