元首相への旅券再発給、オンブスマンが猛反対(バンコク週報から引用)

駆け引きが強まってきているようだ。

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オンブズマン室は2月14日、タクシン元首相への旅券再発給決定の見直しを求める文書を、インラック首相に提出したことを明らかにした。

元首相は、在任中の汚職(職権乱用)で禁固2年の有罪が確定しているが、帰国して刑に服すのを拒み、国外逃亡を続けている。

オンブズマン室によれば、再発給の再検討を外務省に要請したが、同省が応じないことから、首相に要請することにした。

旅券再発給の決定は、「外国におけるタクシン元首相の存在はタイにとってマイナスにならない」というスラポン外相の判断に基づいたものだが、オンブズマン室は、「この件については外相に決定権はない」と指摘している。
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