西村日銀副総裁:日本の不動産価格は過度に下落の可能性 (Bloomberg.co.joから引用)

不動産、こっちの水は甘いぞ、かな。

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1月5日(ブルームバーグ):日本銀行西村清彦副総裁は4日、1990年代の不動産バブル崩壊以降に、日本の不動産価格が過度に下落した可能性があるとの認識を明らかにした。米カリフォルニア州サンディエゴで開かれた全米不動産都市経済学会の年次総会での講演後に、聴衆からの質問に答えた。

同副総裁は「日本の場合、ファンダメンタルズと比較して不動産価格は低過ぎる」と指摘。人口構成の変化が住宅市場で過度の悲観論を生み出した公算があるとの考えを示した。

副総裁は総会では、人口急増がしばしば不動産価格のバブルを形成すると語った。

同副総裁は当局者が人口増に対応して規制を緩める中で、経済政策がこうしたトレンドを増幅させ、価格上昇に拍車を掛けることがたびたびあると指摘。バブルが崩壊し、当局者が規制を過度に厳しくし、価格下落が深刻なものとなり得ると説明した。

西村副総裁は日本経済や金融政策の見通しには言及しなかった。

原題:Japan’s Property Prices May Have Fallen Too Much,Nishimura Says(抜粋)

記事に関する記者への問い合わせ先:San Francisco Aki Ito aito16@bloomberg.net;東京 藤岡 徹 tfujioka1@bloomberg.net

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更新日時: 2013/01/06 06:59 JST
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