欧州でも「バーゼルIII」導入開始延期がほぼ確実に、18日の協議中止で(REUTERSから引用)

欧米は、当初予定と違ってきたルールは見直そうとする。日本もルールの見直しをすればいいのに。
法律の解釈権は完了ではなく、後から作った法律が優先する、とすればいい。

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 [ロンドン 18日 ロイター] 欧州連合(EU)は18日、この日に予定されていた新たな銀行規制「バーゼルIII」導入に関する協議を延期した。年内の協議日程のめどは立っていないため、同規制の2013年1月の導入開始は欧州でも延期されることがほぼ確実になった。

 EU加盟国間、および欧州議会で進められてきた「バーゼルIII」導入に関する法案をめぐる協議は前週進展を見せ、当局者は18日の協議では合意できなかった点の溝を埋める作業が行われるとの見方を示していた。

 ただ18日朝、欧州議会、経済・金融問題委員会のボウルズ委員長は同委員会に対し、前週の提案に関して議員との広範な協議を行う必要があるとの立場を表明。欧州議会の報道官も「この日の協議は行われないことを確認した」と述べた。

 EU議長国のキプロスの政府報道官は、18日に協議の予定を入れることはできなかったとし、来年1月1日にアイルランドが新議長国となるまで協議日程を組めなかったことを明らかにした。

 こうしたなか、欧州が「バーゼルIII」の導入開始を2014年1月に延期することが正式に決定する公算が高くなっている。

 導入開始は米国でも遅れる見通し。20カ国・地域(G20)加盟国のなかで計画通りに2013年1月に導入開始できるのは11カ国に限られると見られている。
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