改憲論議、野党党首の国民投票「脱線」発言に批判集中(バンコク週報から引用)

タイも日本も憲法改正の動き。政治はタイの方が先行している。

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最大野党・民主党のアピシット党首がインターネットの書き込みで、政府の目指す憲法改正を「タクシン元首相の罪を帳消しにすることが狙い」などと批判し、来年初めにも実施される見通しの国民投票を「脱線(中止)させよう」と有権者に呼びかけている。

これに対して、政府は12月17日、国民投票の妨害に当たるとして、民主党を解党に追い込む構えを見せた。

中央選管のソットシー委員によれば、アピシット党首の呼びかけは、「脅迫や虚言で国民投票を妨害することは許されない」とした国民投票法43条に抵触する恐れがある。

だが、同党首は、「脱線」の意味するところは「政府の望む憲法改正国民投票で否決すること」であり、「国民投票を実施できないようにすること」ではないと説明している。
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