民主党:2議員が離党届 「減税日本」が国政政党化へ(毎日jpから引用)

日本の財政の崖の演出や衆議院解散は、円高阻止のために用意されているのだろうか。

引用開始
 民主党熊田篤嗣衆院議員(41)=大阪1区=と水野智彦衆院議員(56)=比例南関東=が29日午前、離党届を提出した。地域政党減税日本」(代表・河村たかし名古屋市長)に参加する見通し。国会議員が現在3人の減税日本は5人以上となっている政党要件を満たすことになる。

 河村市長は29日午後に上京し、国政政党化を発表する記者会見を予定している。一方、民主党は2人の離党に伴い、衆院であと6人が離党すれば、与党として過半数割れに陥る。野田政権の打撃になるのは必至だ。

 熊田、水野両氏は29日午前、衆院議員会館で記者会見し、熊田氏は減税日本入りについて「その選択肢も含めて2人で相談していきたい」と述べた。

 減税日本には現在、小泉俊明衆院議員(茨城3区)、小林興起衆院議員(比例東京)、佐藤夕子衆院議員(愛知1区)の3人が参加している。当初は先週末までの政党化を目指していたが、熊田、水野両氏の合流が遅れていた。同党は同日午後にも総務省に政党化を届け出るとみられる。

 熊田、水野両氏は先の通常国会で消費増税法案に反対し党員資格停止2カ月の処分を受けた。当選1回の議員らとグループをつくり活動していたが、減税日本が政党化に向け参加を働きかけていた。

 減税日本には、東京都の石原慎太郎知事が結成する新党との連携を進めるため「早期に政党化すべきだ」との声が出ていた。

 民主党幹部は週末も熊田、水野両氏を電話で慰留したが、離党を踏みとどまらせることはできなかった。民主党執行部は2人の離党届を受理せず、除籍にする方針。【三木幸治、青木純】
引用終了