全米で29日の株式・オプション取引中止に、巨大ハリケーン接近で(WSJ日本版から引用)

この台風で株価や大統領選挙は、どのような影響を受けるのだろうか。

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米株式・オプションの取引所と規制当局は29日の取引をすべて中止する。電子証券取引所も休場となる。ハリケーン「サンディ」の接近によるもので、全市場が休場するのは2001年9月以降では初めて。

全市場の休場は28日夜に合意された。これより前の時点では、証券取引所などが閉鎖されても、電子証券取引所での取引は行われる予定だったが、事情を知る関係者によると、取引所や証券取引委員会(SEC)に対し、取引の部分的な中止はひどく紛らわしいとする顧客からの苦情があったという。28日夜遅くの時点では、取引所の関係者やトレーダー、規制当局者らは30日も市場は閉鎖されたままになると予測している。

 1つの懸念事項は、ニューヨーク証券取引所NYSE)の休場で、トレーディング業者は28日の夜にシステムを設定し直さなければならないことだ。交通網の運行状況が不確かであってもだ。

 米ナスダックを運営するナスダックOMXが28日夜遅くにトレーダーらに送付した通知によると、市場は30日もまた休場する可能性が高い。

 複数の大手オプション取引所運営会社と、オプション清算機関オプション・クリアリング・コーポレーション(OCC)の関係者らは、29日のオプション取引が中止となることを確認した。

記者: Jenny Strasburg 、Jacob Bunge
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