首相官邸周辺で大規模反原発デモ(WSJ日本版から引用)

原発再稼働反対で5万人くらいの人が集まる。原発は制御できないことがありうるので廃止してほしいが、廃止するまでの間は、発電し実利を得たほうが良いのでは。
それよりも、次の選挙で政権を担う集団が、消費税増税をいったん停止し、景気拡大をしてくれないのだろうか。平成14年4月以前に建設などの需要が高まり好景気になったところで消費税増税をしないと決め、さらなる景気回復を作ってほしい。そして景気の過熱感を見ながら平成14年の秋にでも、過熱した景気を冷やすために15年4月から消費税を10%へ増税するなどと決めれば、軟着陸できるのではないか。そこまで、財務省が絵を描いて動いていたとしたら脱帽。

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 【東京】関西電力大飯原発3号機の原子再炉起動が来月1日に迫る中、原発の再稼動に反対する数万人の市民が29日、東京の首相官邸周辺でデモを行った。昨年3月の東京電力福島第1原発事故以降の反原発デモとしては最大規模となった。

 首相官邸周辺では今年3月29日以降、複数の反原発団体が連携してデモを実施しており、29日のデモは14回目だった。主催者によると、今回のデモには推定10万人以上が参加した。参加人数については警察からはコメントを得られなかった。

福島第1原発の事故以降、原発の安全性に対する懸念の高まりや世論の反対を受けて、定期検査で運転を停止した原発が再稼動されない状態が続いている。5月初めまでに日本の全ての原発が運転を停止した。

 野田政権は今月半ば 、電力不足の懸念から大飯原発3、4号機の再起動を決定。この決定が市民を刺激した結果、今回のデモへの参加者が膨らんだようだ。

 首相官邸前と国会議事堂近くの歩道はデモ参加者であふれかえっていた。手書きの紙を手に持つ人や「再稼動反対」と書かれたプラカードを掲げる人たちの姿もみられた。

 デモ参加者は2時間以上にわたって、「再稼動反対」と気勢を上げた。

 33歳の女性は自分の好きな俳優の簡易ブログ「ツイッター」でデモが行われることを知り、3歳と5歳の息子を連れて初めてデモに参加したと話した。

 主催者のウェブサイトによると、首相官邸周辺でのデモ参加者は当初は300人程度だったが、ツイッターでデモの情報が広がったため先週は4万5000人を超えた。

 東京の不動産会社に勤める38歳の男性は仕事からの帰りにスーツ姿でデモに参加した。この男性は大飯原発再稼動の政府の決定に憤りを感じており、「自分たちの意見を表明するところがない」ためデモに参加したと話した。

記者: Mitsuru Obe、Eleanor Warnock
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