メキシコ大統領にペニャニエト氏 12年ぶり政権交代(asahi.comから引用)

麻薬取締は軍ではなく警察組織で、という新大統領は、メキシコの既得権者代表なのだろうか。TPP参加もするみたいだし、北米は既得権者が体制をかため出したのだろうか。

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メキシコで1日、大統領選が投開票され、野党・制度的革命党(PRI)のペニャニエト前メキシコ州知事(45)が勝利し、12年ぶりに政権を奪い返した。カルデロン現大統領が発表した。過去約5年半で5万人以上の犠牲者を出した麻薬組織の抗争を抑えきれないカルデロン現政権への批判が表面化した。

 ペニャニエト氏は親族からも複数のメキシコ州知事を輩出する地方政界のサラブレッド。州政府長官や州議員なども経て、ルックスのよさを生かしてテレビ出演を重ね、知名度を上げた。麻薬組織対策については、軍投入による強硬路線をとってきたカルデロン大統領に対し、警察強化を掲げている。

 貧困対策を掲げる野党の中道左派、革命民主党(PRD)のロペスオブラドール元メキシコ市長(58)、カルデロン大統領の後継、与党の中道右派、国民行動党(PAN)のバスケスモタ元教育相(51)は及ばなかった。(メキシコ市=藤えりか)
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