社説:大量造反で通過 民主はきっぱり分裂を(毎日jpから引用)

毎日に限らず、新聞やテレビ等のニュース内容は可笑しい。国民との約束を守らずに、官僚の描いた絵に従い粛々と進める民主党現幹部こそが国民に対する造反者である。野田総理が造反者である。国権の最高機関である国会の権力を認めずに奪い続けている法務官僚が国のかじ取りをしている。この官僚とマスコミによる国民への情報操作で先の大戦で大変な国難を負うことになった。その過ちを繰り返してはいけない。

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民主党から大量に造反者が出る中、消費増税法案を柱とする税と社会保障の一体改革関連法案が衆院を通過した。民主党内の亀裂は、もはや修復不能であるのは誰の目にも明らかだ。ところが野田佳彦首相は造反者の処分について「輿石東幹事長と相談しながら厳正に対応したい」と語るのみで具体的に言及しなかった。一方、造反した小沢一郎元代表も直ちに離党はせず、「近く決断する」と述べただけだった。

 もはや、きっぱりと分裂する時ではないか。その方が有権者にも分かりやすいし、そうでなければ政党政治の根幹が揺らいでしまう。

小沢元代表大義ない 関連8法案のうち消費増税法案に反対票を投じた民主党議員は57人に上った。野田首相にとって大打撃になったのは間違いない。しかし、造反者すべてが離党する意向ではないという。小沢元代表のグループとは一線を画す一方、輿石氏ら執行部が大量の造反者に除籍(除名)などの厳しい処分を下せるはずがないと見越している議員も少なくない。

 小沢元代表のグループの中にも離党して新党を結成するのは処分の行方や、衆院解散・総選挙の時期を見極めてからの方がいいとの意見がある。元代表は大量造反者の「数」を盾に、野田首相を揺さぶりたいのかもしれない。このため、なおしばらく党内抗争が続く可能性がある。
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