アサンジ容疑者:エクアドルへ政治亡命申請(毎日jpから引用)

いろいろ複雑なようだ。

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【メキシコ市・國枝すみれ】英国で性犯罪容疑で逮捕され、スウェーデン検察当局から身柄引き渡し要求が出ている民間告発サイト「ウィキリークス」創設者、ジュリアン・アサンジ容疑者（４０）が１９日、ロンドンのエクアドル大使館に駆け込み、政治亡命を申請した。

　ウィキリークスは米外交公電などの機密文書を公表して米政府の批判を浴びた。アサンジ容疑者はスウェーデン移送後に米国に引き渡され、スパイ容疑などで訴追される事態を懸念しているとされる。移送を避けるため、反米左派で知られるエクアドルのコレア大統領の保護を求めたとみられる。

　アサンジ容疑者はコレア大統領宛ての書簡で「権力者を危うくする情報を暴露して真実を公開することで、世界の腐敗や人権侵害を公開する仕事をしてきたため、迫害されている」と訴えている。

　だが、コレア大統領は政権批判をする民間メディアを敵視しており、民間メディアの閣僚取材を制限する方針を１３日に発表したばかり。また、大統領を「専制者」と批判した新聞社を名誉毀損（きそん）で提訴し、社主などを禁錮３年の有罪に追い込んだこともある。
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