人民元の国際化水準、2年間で22.5倍に(人民網日本晩から引用)

日本は、円の国際化で債務危機を乗り越えるつもりなのだろうか。

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中国人民大学は6月16日、「人民元国際化報告」を発表した。報告によると、昨年末の時点でドルの国際化水準は54.18%に達した一方で、人民元の国際化水準は0.45%に留まった。しかし、2010年初旬の人民元国際化水準がわずか0.02%であったことを考慮すると、わずか2年で22.5倍に高まったこととなる。新京報が報じた。

 昨年末の時点で、ユーロの国際化水準は24.86%、日本円は4.56%、英ポンドは3.87%だった。

 中国人民大学の陳雨露校長(中国人民銀行通貨政策委員会委員)は、「2030年-2040年にかけ、人民元の国際化水準は現在の0.45%から20%以上にまで上昇するだろう」と予測する。

 ノーベル経済学賞受賞者で、「ユーロの父」と呼ばれるロバート・マンデル氏は「通貨の国際化は諸刃の剣。国際市場に通貨を供給すれば、経常収支の赤字化が免れない。もしこの赤字が蓄積し続ければ、通貨の信用危機に陥る」と指摘する。(編集SN)

 「人民網日本語版」2012年6月19日
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