北新体制:「金正恩氏が父親より高い地位に就いた」(朝鮮日報から引用)

しばらく北朝鮮内部での権力闘争が激しくなるか。最悪の場合、韓国へ攻め入り自滅するか。

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北朝鮮住民、正恩氏の国防第1委員長就任に動揺


北朝鮮が13日の最高人民会議(国会に相当)で、故・金正日キム・ジョンイル)総書記を「永遠の国防委員長」に、後継者で三男の金正恩キム・ジョンウン)氏を「国防第1委員長」に推戴したことをめぐり、北朝鮮の住民たちが動揺しているもようだ。

 韓国政府筋は22日「北朝鮮で『第1委員長』は数人の委員長のうち最高位の人を指すため、住民たちは『正恩氏が父親より高い地位に就いた』『正恩氏は人の道に外れている』などとささやき合っている」と語った。

 実際に、北朝鮮では「副部長」や「副相」より「第1副部長」や「第1副相」の方が地位が高い。

 党や軍の幹部たちも、正恩氏の新しい呼称に関する思想学習で「金正恩同志の肩書きは間違っている」などと話しているという。政府筋は「デリケートな問題のため大っぴらに話す人はいないが、正恩氏に礼を尽くすことが金正日総書記に対して不敬罪を犯すことになり、人々が非常にとまどっている」と語った。

 外国でも、金正日総書記の肩書きは英語で「chairman」、正恩氏の肩書きは「first chairman」と表記されており、誰の目にも息子が父親より高いポストに就いているように見えると指摘されている。


李竜洙(イ・ヨンス)記者

朝鮮日報朝鮮日報日本語版
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