安全基準違反発覚の米原発、メンテナンスのため稼働停止(CNN.co.jpから引用)

どこも同じなのか。日本は神の国。神への捧げものとして仕事は手抜きせずやり遂げる、はずだった。個人の内面だけに頼るのではなく、それを応援する制度を作らないと崩壊してしまう。すでに自己保全のための官僚機構。国民の豊かさと連動させる給与体系が望まれる。


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ワシントン(CNN) 過去の安全基準違反を指摘されていたミシガン州のパリセーズ原子力発電所は9日、メンテナンスのために稼働を停止したことを明らかにした。

原発は運転開始から39年。米原子力規制委員会(NRC)に3件の安全基準違反を指摘され、当局が監視を強化していた。

メンテナンスでは作業員を1165人増員し、燃料集合体の交換をはじめ、原子炉圧力容器の点検、制御棒駆動装置シール交換、蒸気発生装置や熱交換装置の点検などを行う。稼働停止の期間や運転再開のめどは明らかにしなかった。

NRCによると、同原発では2011年9月25日に現場の担当者が発生させた電力系統故障により、制御室の計器の半分が機能しなくなるトラブルが発生。特別検査の結果、電気パネルのメンテナンス作業に関する適切な手順が定められていなかったと指摘された。

さらに、10年10月には原子炉の制御室に勤務するオペレーターが無断で職務を離れたとされる。

米国ではカリフォルニア州南部にあるサンオノフレ原発も、蒸気発生器の配管が破損した原因を解明するまで運転再開はしないと伝えられている。
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