ミサイル発射撤回を要求=北朝鮮に制裁強化警告−米韓首脳(時事ドットコムから引用)

今までと同じように、米朝間の緊張が緩和するかと思わせて、その逆が起こる、ということを繰り返すのだろうか。

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 【ソウル時事】オバマ米大統領李明博韓国大統領は25日、ソウルの青瓦台(大統領府)で会談した。両首脳は会談後の共同記者会見で、北朝鮮の長距離弾道ミサイル発射が国連安全保障理事会決議や米朝合意に違反する挑発行為に当たると非難。北朝鮮に計画撤回を要求する一方、発射されれば制裁強化を含む断固とした対抗措置を取る方針を表明した。
 北朝鮮が今回のミサイル発射を「衛星打ち上げ」と主張し、正当化していることを踏まえ、ミサイル発射が重大な結果を伴う点を強調し、再考を迫った形だ。オバマ大統領は会談に先立ち、南北軍事境界線に隣接する非武装地帯(DMZ)を視察し、米韓の強固な同盟関係を誇示した。
 オバマ大統領は会見で、北朝鮮がミサイル発射を強行すれば、「孤立を深め、周辺国との関係を悪化させ、将来の交渉の可能性を損なう」と指摘。「北朝鮮が威嚇や挑発を通じて得るものは何もない」と言い切り、挑発行為に見返りを与えない決意を表明した。
 その上で、「北朝鮮が国連安保理決議に違反するたびに、さらなる孤立や制裁強化、履行の徹底という結果を招いてきたが、今回もそうなると考えている」と警告した。「栄養食品支援の合意を進めるのは困難になる」とも述べた。(2012/03/25-23:35)
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