中国「人民」代表は超リッチ、資産総額7兆円超 (CNN.こ。jpから引用)

やはり国の支配者層は、経営者感覚を持った富裕層でないと外国と渡り合えない。官僚を富裕層にするのではなく、富裕層やその代表である議員が国権の権力を握るべきだ。

引用開始
香港(CNN) 中国の国会に相当する全国人民代表大会全人代)。出席した代表の資産に目を向けると、同国が世界有数の富裕国になったのではないかと思わせる。

全人代を構成する3000人のうち、富裕層75人の2011年の資産総額は900億ドル(約7兆4000億円)を超す。参考までに、このほどまとまったギリシャに対する第2次支援は約1700億ドルだった。

資産額トップは飲料大手ワハハ集団を経営する同国第2位の富豪、宗慶後氏の108億ドル。紅白のラベルが目印の同社の飲料は、北京の観光名所からヒマラヤの山間部にあるチベット高原に至るまで、国内全土で売られている。このほか上位5位までを自動車や不動産業界の経営者が占めた。

米国の富豪政治家や議員と比較すると、オバマ大統領を含む米国の政治家や議員の上位600人が申告した2010年の所得は48億ドルと、全人代の75人の900億ドルを大幅に下回る。米議会で資産額トップのダレル・アイサ下院議員の推定所得は7億ドル。もし中国にいればランキング下位に転落する。

さらに、全人代と同時に開かれている国政助言機関、中国人民政治協商会議(政協)を構成する富豪70人あまりの11年の資産総額は1000億ドル超。持ち物も豪勢で、少数民族出身のある委員は800ドルのバーバリーのハンドバッグを持ち、不動産大手の恒大地産集団の会長は950ドルのエルメスのベルトを着用。別の女性委員はマーク・ジェイコブスの1万ドルのバッグを抱えていた。

中国の国民の1人当たり年間所得は約2400ドル(約20万円)。ネットでは、同機関を「人民」代表大会と呼ぶことに疑問を投げかける声が相次いでいる。
引用終了