米国でも「振り込め詐欺」急増、ナイジェリアから電話も(REUTERSから引用)

どこにでも詐欺師はいる。うそつきファンドも同じことか。

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[ニューヨーク 8日 ロイター] 米国でも高齢者らを狙った「振り込め詐欺」が急増しており、各地の当局は、被害者の年齢が若い層にも広がりつつあると警告している。

連邦取引委員会(FTC)によると、2011年に米国内で報告された振り込め詐欺の件数は計7万3281件で、前年比22%増加。ニューヨーク州のエリック・シュナイダーマン司法長官は8日、昨年に同州の高齢者が受けた被害の総額が約45万ドル(約3680万円)となったとし、消費者保護への警鐘を鳴らした。

こうした詐欺では、高齢者の家に身内を名乗る人物から突然電話がかかり、「車が壊れた」や「強盗に遭った」などの理由でお金がどうしても必要だと泣きつかれ、振り込みを要求されるのが典型的。ニューヨーク州司法長官事務所は、詐欺グループはカナダやスペイン、メキシコ、ナイジェリアなど海外から電話をかけることがあるため、追跡するのが難しい側面があるとしている。

ニュージャージー州司法長官事務所によると、同州の60歳以上からの振り込め詐欺の報告件数は、昨年1年間で1600件に上った。

また最近では、高齢者を狙うケースだけでなく、偽の慈善団体をかたって振込みを要求する詐欺や、嘘の賞金当せんを知らせて手数料を振り込ませる詐欺なども発生しているという。
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