北朝鮮、6者再開への事前措置に前向き 米朝協議(asahi.comから引用)

朝鮮半島の緊張が緩和するのか。

引用開始
24日まで北京で行われた北朝鮮の核問題を巡る米朝協議で、米国などが6者協議再開に向けて求めているウラン濃縮停止を柱とする「事前措置」に北朝鮮がこれまでより前向きな回答をし、米国が食糧支援の増量で応じる考えを示していたことが分かった。関係筋が明らかにした。

 米韓日は6者協議再開に向けた事前措置として、北朝鮮に(1)ウラン濃縮活動の即時停止(2)国際原子力機関IAEA)監視要員の復帰(3)北朝鮮の核放棄を盛り込んだ2005年9月の6者協議共同声明の順守――など五つを求めてきた。

 北朝鮮は昨年、金正日キム・ジョンイル)総書記の時代に米国が最重視するウラン濃縮の中断を示唆。その上で臨む予定だった昨年12月の協議は、金総書記死去で棚上げになっていた。関係筋によると北朝鮮は今回、12月時点よりもさらに踏み込んだ対応を提案したという。ウラン濃縮中断や監視要員の受け入れを巡る条件面などでの進展か、別の措置にも応じる姿勢を見せた可能性がある。
引用終了