米ウェルズ・ファーゴ:関連ヘッジファンドの株式過半数売却で合意 (Bloomberg.co.jpから引用)

ボルカー ルールへの対応が進んでいるようだ。厳しい初夏が訪れるのか。

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2月24日(ブルームバーグ):時価総額で米銀行最大手のウェルズ・ファーゴは、銀行によるヘッジファンドへの出資を制限する新たな規制に対応するため、保有するオーバーランド・アドバイザーズの株式の過半数を売却することで合意した。

  オーバーランドが投資家に22日送付した文書をブルームバーグが入手した。それによると、ウェルズ・ファーゴが売却する持ち分は、オーバーランドのゴーディー・ホルターマン最高経営責任者(CEO)とデレク・ダン最高投資責任者(CIO)が経営する新会社に移る。ウェルズ・ファーゴは今後も少数株式を保有し続けるという。取引条件は明らかにしていない。

  ウェルズ・ファーゴは2010年1月、自己勘定取引部門を切り離してオーバーランドを設立。合意に詳しい関係者の1人が匿名を条件に語ったところでは、今回の持ち分売却は、所有構造を簡素化し外部の投資家を呼び込みやすくするため。

  ウェルズ・ファーゴの広報担当者ローラ・フェイ氏は持ち分の売却合意を認めたが、それ以外についてはコメントしなかった。

記事に関する翻訳者への問い合わせ先:サンフランシスコ Dakin Campbell dcampbell27@bloomberg.net;ニューヨーク Saijel Kishan skishan@bloomberg.net

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更新日時: 2012/02/25 14:30 JST
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