ギリシャに１３兆円規模の追加支援合意 ユーロ圏財務相会合(CNN.co.jpから引用）

これで、ユーロ危機の先送りがさらに進む。いつまでもつのか。

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（ＣＮＮ）　欧州連合（ＥＵ）のユーロ圏１７カ国は２０日、ブリュッセルで財務相会合を開催し、債務危機に陥っているギリシャに対する１３００億ユーロ（約１３兆７０００億円）規模の追加支援を実施することで合意した。

ギリシャは３月に１４５億ユーロ規模の国債償還を控えているが、今回の追加支援によって、これを乗り切ることは出来そうだ。

しかし、ギリシャにはまだ、債務残高を２０２０年までに国内総生産（ＧＤＰ）比で約１２１％まで削減するという険しい道のりが待っている。現在の債務残高はＧＤＰ比１６０％。ギリシャは５年連続のリセッション（景気後退）で、先ごろ発表された２０１１年のＧＤＰ成長率速報値は６．８％減と、経済は依然停滞したままだ。

追加支援は、ＥＵと国際通貨基金（ＩＭＦ）が実施するほか、民間の投資家が保有するギリシャ国債の元本を５３．５％削減することで債務の圧縮を図る。
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