上海ー長崎間の低価格の船旅が来月から可能に(人民網日本版から引用)

昔、倭国があった九州はやはり中国と近い。日本の中でも中国と結びつきの深い地域だ。片道1万円しない船旅で上海まで行けるとは面白い。

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 上海ー長崎間を結ぶ低価格の船旅が来年1月下旬から可能になる。週1〜2便の不定期便でスタートし、3月からは週3便の定期便となる。最も安い客室で片道7800円(燃油サーチャージを除く)という、これまでにない格安便だ。

 長崎は日本の西端に位置し、上海まで直線距離わずか800キロ余りと、中国との距離が最も近い歴史ある都市だ。同航路によって長崎と上海がつながるだけでなく、九州全体と中国の距離が縮まると業界関係者は指摘する。同航路に就航する旅客船オーシャンローズ号は全長192.91メートル、型幅29.42メートル、型深6.75メートル、航海速力21ノット、総トン数3万412トン。来年の改装後は最大乗船客数1000人を想定している。

 長崎県は観光資源が豊富で、中国との歴史的つながりも深い。「長崎には原爆関係の跡地だけでなく、国内外の観光客に好まれる火山や温泉など美しい自然がある」。中村法道知事は「オーシャンローズ号によって長崎、九州と中国が低価格で結ばれ、日本旅行はさらに手軽になるだろう」と語った。

 「日本観光商品の60%はまだ東京、大阪プランで占められている。5泊6日が中心だ。映画『非誠勿擾』のおかげで、北海道プランが30%前後まで急増した。他の地区が10%で、九州、沖縄が比較的多い」とHTBクルーズの山本宰司社長は指摘する。

 今年、旅客船を利用して旅行へ出かけた中国人は延べ10万人に達する。長崎ー上海航路は旅客船での海外旅行は初めての人や手軽な出国を希望する若者を主なターゲットとする。(編集NA)

 「人民網日本語版」2011年12月25日
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