「もみ消すつもりですか」にキレた?元特捜副部長(YOMIURI ONLINEから引用)

特捜部は、いらない。政治家は、国民が選挙でその言動の判断結果を下す。検察ではない。お題目だけの三権分立は意味がない。司法立法まで行政が支配してしまっている。

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大阪地検特捜部の証拠品改ざん事件をもみ消したとして犯人隠避罪に問われた元部長・大坪弘道(58)、元副部長・佐賀元明(50)両被告の第3回公判が26日、大阪地裁であった。
前田恒彦元検事(44)(証拠隠滅罪で実刑確定)の改ざんについて、同僚とともに佐賀被告に報告したとされる塚部貴子検事(42)(現・福岡地検)が検察側証人として出廷し、「同僚は『(前田元検事が)書き換えた』とはっきり伝えた。『誤った』という表現はしていない」と証言。佐賀被告が明確に改ざんと受け止めたはずだ、との認識を示した。

 公判では、両被告が改ざんを認識していたかどうかが最大の争点。両被告側はこの認識を否定している。

 検察側によると、塚部検事は郵便不正事件で無罪が確定した厚生労働省元局長の公判開始後、同僚だった国井弘樹検事(36)(現・法務総合研究所教官)から前田元検事が証拠品のフロッピーディスク(FD)を改ざんしたと聞き、昨年1月30日、国井検事らと一緒に佐賀被告に報告したとされる。

 報告時の様子について、塚部検事は「(元局長は)無罪ではなく無実。前田さんがこんなことをしたのだから。もみ消すつもりですか」と迫ると、佐賀被告は「推測だけで物を言うな。辞めてしまえ」と応じ、どなり合いになったと明かした。

(2011年9月26日12時22分 読売新聞)
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