領空侵犯対処、優位性を強調=FX選定、ユーロファイター−英BAE(YOMIURI ONLINEから引用)

アジアでの軍事的な緊張が高まるとき、日本はいろいろ買わされてきた。また買わされるんだろうな。

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 【ワシントン時事】日本が選定を進める次期主力戦闘機(FX)の候補で、欧州4カ国が共同開発したユーロファイターの主力開発企業、英BAEシステムズのアンディー・レイサム副社長が7日、インタビューに応じた。レイサム副社長は最大速度や加速力でライバル機種を上回ると述べ、航空自衛隊戦闘機の主任務である領空侵犯機の対処での優位性をアピールした。
 レイサム副社長はユーロファイターが候補機の中で唯一、アフターバーナー(推力増強)無しで超音速巡航でき、最大速度もマッハ2.0で候補機の中で最も速い点を指摘。離陸から150秒以内に高度約1万メートルに至る上昇性能も強調し、「スクランブル発進や空対空、空対地攻撃で将来の脅威を含めて対処できる」と説明した。
 米軍との相互運用性を確保しており、「リビア戦争でも実証済みだ」と話した。欧州、サウジアラビア、オーストラリアから計700機以上を受注しているとした。
 選定条件の一つとなっている日本の防衛産業基盤の維持についても、エンジンの主要部位やレーダーの日本への情報開示を視野に入れており、「日本の防衛産業の発展に貢献したい」と述べ、日本国内での全面的なライセンス生産の可能性を強調した。
 選定では、米ロッキード・マーチン社の次世代ステルス戦闘機F35やボーイング社のFA18スーパーホーネットも候補になっている。各企業は防衛省が求める性能や仕様に対する回答書を今月に提出する。(2011/09/08-15:47)
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