ロイター調査:FRBのツイストオペ、実施確率は80%との予想(REUTERSから引用)

QE3は実施の可能性が高い。しかし、いつ正式発表となるのかはまだわからない。

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[ニューヨーク 2日 ロイター] ロイターが2日の米雇用統計発表後に実施した米プライマリーディーラー(政府証券公認ディーラー)調査によると、80%の確率で、連邦準備理事会(FRB)が今後半年間で、短期債を売却し長期債を買い入れる「ツイストオペ」を実施すると予想されている。

 予想は、調査の対象となったプライマリーディーラー20社中16社の中央値。

 今後半年の間に量的緩和第3段(QE3)が実施されるとの予想も高まった。予想確率の中央値は45%と、8月9日に実施された前回調査での37.5%から上昇した。

 一部プライマリーディーラーの間では、9月20─21日の米連邦公開市場委員会(FOMC)でQE3実施が発表される可能性があるとの見方も出ている。

 米経済成長見通しは引き下げられた。調査対象となった20社中15社による、2011年国内総生産(GDP)伸び率の予想中央値は1.6%。前回8月9日の調査では1.7%となっていた。

 さらに、2012年に米国がリセッション(景気後退)入りする確率の中央値は32.15%と、8月9日時点の30%から上昇した。
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