東日本大震災:被害車両、3県で24万台…困難な処理(毎日jpから引用)

大災害時は、実質憲法の停止した状態だ。所有権がどうのこうの言ってる場合じゃない。しかし、放置車両と同じような状況に24万台があるとは、やはり凄い被害だ。
所有権は絶対ではあるが、それをある一定期間を超えて放置した場合は、所有権を放棄したとみなす法律も制定することを考える必要がある。

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津波による震災被害を受けた車両は岩手、宮城、福島の3県で約24万台に上ると推計され、各県や被災市町村は廃車処理に頭を痛めている。
 岩手県釜石市は市内3カ所の仮置き場に約1050台を運び込んだ。うち約500台を保管する県警運転免許センターは敷地内の運転コースが大破した車両で埋め尽くされた。市災害対策本部は「いずれ持ち主の意向を確かめて廃棄するが、問題は避難した人に連絡がつくかどうか」と処理の難しさを語る。
 各県や市町村は今後、2週間の公告期間を経ても所有者が名乗り出ない車は処理していく予定だが、県内や近県の業者の処理能力にも限界がある。岩手県環境保全課は「スムーズに進めたいが、各地でばらつきが出るだろう」と話している。【取違剛】

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毎日新聞 2011年5月23日 11時28分(最終更新 5月23日 11時56分)
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