7─9月期の生産、サプライチェーン復旧で増加に転じる見通し=日銀(REUTERSから引用)

日銀の見通しはあてにしてますよ。しかし、今年は世界不景気合戦の最中。不本意ながら春の陣は地震原発自爆で日本が不景気No1と思われたが、実はそれ以上に欧米が弱く円高に。夏秋の陣はどうなることやら。

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[東京 23日 ロイター] 日銀は23日、5月の金融経済月報を公表し、先行きの生産については、4─6月は自動車を中心に「幅広い業種で減少が見込まれているため、1─3月に続き減少する見通し」だが、「7─9月は、サプライチェーン(供給体制)が復旧に向かうなか、増加に転じる見通し」と指摘した。 
 景気の現状については「震災の影響により、生産面を中心に下押し圧力の強い状態にある」、「企業や家計のマインド悪化の影響もあって、国内民間需要も弱い動き」と前月の月報や「経済・物価情勢の展望」(展望リポート)の判断を据え置いた。先行きについて、個人消費は「生産活動が回復するにつれて、家計のマインド改善もあって持ち直していく」とみている。 
 消費者物価(除く生鮮食品)の前年比について、「下落幅が縮小を続け、概ねゼロとなっている」とした。震災による需給ギャップへの影響については、短期的に判断が難しいため、前月の「マクロ的な需給バランスが緩和状態にあるもとで下落幅は縮小」との文言を削除した。 
 金融機関の貸出態度について、一部で若干の悪化がみられるため、「改善傾向が続いている」とし、前月の「改善が続いている」から微修正した。社債市場は、「このところ徐々に発行が再開され始めている」とし、前月の「信用スプレッドがいく分拡大する中、発行を見送る動きがみられる」との判断から上方修正した。
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