ゴールドマン:原油相場は「大幅に下落」へ−ブレント約105ドルに(Bloomberg.co.jpから引用)

原油から少し投資資金を引き上げるということか。ということは、ロシアや中東からも資金が引き上げられる。数ヶ月以上先であろうが、ロシアや中東(リビア以外)で何かある可能性が出てきた。

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4月12日(ブルームバーグ):米ゴールドマン・サックス・グループは、原油価格が「大幅に下落」し、北海ブレント原油は今後数カ月でバレル当たり105ドル前後に値下がりするとの見通しを示した。

  商品アナリストのジェフリー・カリー(ロンドン在勤)、デービッド・グリーリー(ニューヨーク在勤)両氏は調査リポートで、原油の在庫と余剰生産能力は十分にあり、08年の最高値水準に戻ることはないと指摘した。

  同リポートでは「原油市場は08年に経験したような逼迫(ひっぱく)を回避できるだけの十分な在庫および石油輸出国機構(OPEC)の余剰生産能力を持ち合わせており、その状態は来年もしばらくは続く」と説明した。OPECは世界の原油供給の約40%を占める。

  先物取引所ICEフューチャーズ・ヨーロッパの北海ブレント原油は11日、1バレル=127ドル台と、08年8月以来の高値を付けた。08年のブレント原油の最高値は1バレル=147.50ドル。

翻訳記事に関する翻訳者への問い合わせ先:ニューヨーク 森 茂生 Shigeki Mori smori1@bloomberg.net Editor: Shigeru Chiba記事に関する記者への問い合わせ先:Rachel Graham in London rgraham13@bloomberg.net

更新日時: 2011/04/13 02:14 JST
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