PIMCO:ゴードン氏の下で新興市場株ファンド設定−株式に進出で(Bloomberg.co.jpから引用)

アメリカ債権ファンドの王者が全て米国債を売り払い、株式に注視しているというニュースは前にもあった。これからの経済発展は、やはり新興国ということだ。株式自体での利益に加え、投資家の自国通貨が新興国通貨に対して下がれば、そこでも利益を取れる。
日本の来年は、復興需要が相当旺盛になり景気もよくなるのではないか。こんなこと言うと鬼に笑われるかな。

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4月12日(ブルームバーグ):債券ファンド大手の米パシフィック・インベストメント・マネジメント(PIMCO)は、マリア・ゴードン氏の下で初の投資信託を設定した。PIMCOは昨年、新興市場株グループを立ち上げるため同氏を米ゴールドマン・サックス・グループから起用した。

  株式ファンドのPIMCO・EqS・エマージング・マーケッツはゴードン氏が運用。カーティス・ムーボーン氏のPIMCO・エマージング・マルチ・アセットは株式と債券、通貨に投資する。新投資イニシアティブ責任者のニール・カシュカリ氏がインタビューで明らかにした。

  PIMCOはビル・グロース氏らが40年前に創設して以来、債券ファンドの代名詞だったが、2009年に株式ファンドへの参入を表明し、元米財務省高官のカシュカリ氏を起用した。同氏は、新興市場株ファンドは債券関連のPIMCOの調査を活用できると指摘した。

  同氏は「PIMCOは2000億ドル以上を運用する新興市場債のリーダーだ」として、新興市場株ファンドは「戦略的に最適だ」と述べた。

  PIMCOは2009年から唱えている「ニューノーマル(新たな標準)」の世界観に基づいて株式や新興市場の比重を高めている。ニューノーマルは低リターンと政府の規制強化、世界経済における米国の重要度の低下、新興国の役割拡大などを想定している。

翻訳記事に関する翻訳者への問い合わせ先:アムステルダム 木下 晶代 Akiyo Kinoshita

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