リビアでアルジャジーラの放送妨害、ウェブサイトも遮断(REUTERSから引用)

カダフィ大佐は、本来は反米だったが、少し前にアメリカと仲直りをしている。その度合いが低く、リビア国民の飢えが強くなければ、カダフィ大佐は持ち堪えるのではないか。
今中東で起こっているのは、親アメリカ政府に対するデモだと見える。
貧困層のデモの本命は、これこそアメリカではないか。失業者や失業が長く失業者としてもカウントされない貧困層が、夏くらいには騒ぎ出すのではないか。

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[ドバイ/ロンドン 18日 ロイター] カタールに拠点を置く中東の衛星テレビ局アルジャジーラは18日、反体制デモが続くリビアで、放送信号が妨害され、同局ウェブサイトも遮断されたと発表した。
 リビアでは同日、治安部隊の強制排除に抗議する大規模なデモが行われ、中東バーレーンでも、治安部隊がデモ隊に発砲し、60人以上の負傷者が出た。
 国際人権団体アムネスティ・インターナショナルは、18日までの3日間でリビア治安部隊の強制排除による死者が少なくとも46人に上ったと発表した。
 アルジャジーラリビアバーレーン、イエメンで発生している反体制デモを、デモ隊や政府支持派に電話で接触するなどして報道。インターネットを通して送られた現場の映像も放送している。
 ムバラク前大統領が退陣に追い込まれたエジプトでも今月初め、当局がアルジャジーラの活動を禁止したため、1週間以上にわたって放送信号が停止した状態になった。
 1996年に設立されたアルジャジーラは、同局ウェブサイトによると400人を超える記者が60カ国以上で取材活動を行い、100カ国以上の2億2000万世帯で視聴可能だという。
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