台湾軍ミサイル演習、3割が命中せず 馬総統「不満」(asahi.comから引用)

米中会談にぶつけたんだけど、お粗末で困っちゃったのかな。

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台北村上太輝夫】台湾軍によるミサイル演習が18日、台湾南部屏東県の九鵬基地で行われた。発射された19発のうち6発が目標に命中せず、観閲した馬英九(マー・インチウ)総統は「満足していない」と述べて改善を求めた。
 台湾中央通信などによると、自主開発による長距離地対空ミサイル「天弓2型」は目標に命中したが、戦闘機から発射したミサイルが目標を外したほか、地上から発射したミサイル「麻雀(スパロー)」は数秒で海中に墜落してしまった。
 今回の演習は台湾軍としては大規模なもので、米中首脳会談の時期にぶつけたかとメディアで取りざたされたが、馬総統は「まったく関係がない」と否定した。
 ただ、ステルス戦闘機の試験飛行まで始めた中国に対し、台湾は米国に求める改良型F16の売却が進展しないなど戦闘機更新が遅れ、台湾から見れば空軍力のバランスは悪化している。ミサイル演習を通じ、防衛に万全を期する姿勢を台湾内向けに示す狙いはあったとみられる。ところが失敗が目立つ結果に終わり、軍と馬政権への批判を招くことになりそうだ。
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