押収品でも安くない、金塊4630万円で落札(YOMIURI ONLINEから引用)

紙幣が氾濫すればその価値は下がり続ける。インフレやデフレって物価ではなく貨幣価値で見るとわかりやすい。

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密輸事件の押収品として大阪地裁堺支部が没収を命じた約12・9キロの金塊について、大阪地検一般競争入札にかけ、約4630万円で落札されていたことがわかった。
 犯罪の押収品でこれほどの〈高額競売〉は異例という。
 金塊は、韓国籍の女性(25)(関税法違反などで有罪確定)が2009年10月、体に巻き付けたコルセットに隠して関西空港経由で国内に持ち込もうとした約10キロと、別の2件の密輸事件で押収された計約2・9キロ。今月11日に同地検で行われた入札には、年間販売実績などの資格を満たした3業者が参加し、東京都内の会社が落札したという。
 貴金属製造販売大手「田中貴金属工業」(東京)によると、入札当日の金買い取り価格は1グラム当たり3625円。今回の金塊の重さで換算すると約4675万円で、落札額は約45万円安いだけだった。
(2011年1月19日15時35分 読売新聞)
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