メス巡り角突き合い中死ぬ…原種ヤギ6代目ボス(YOMIURI ONLINEから引用)

どんな世界も楽じゃないね。権力やお金、女(メス)をめぐるところなんか人間もまったく変わらない。

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川崎市幸区の市夢見ヶ崎動物公園で、ヤギの原種とされるマーコールの6代目ボス「リーゼン」(オス8歳)が死んだ。らせん状の長い角が特徴で、19頭の群れを従えて来園者の人気を集めていた。同園によると、リーゼンは9日午前、メスを巡って同い年の弟「リック」と角で突き合っていた時に、突然倒れた。角がぶつかったショックで死んだと見られるという。
 ボスになったのは2006年で、これまでに20頭の子供をもうけた。生まれたときからリーゼンを知っている飼育係の宇田司さんは、「若いオスに追われリーダーを退くこともある中、リーダーのまま死ねて幸せだったと思う」と話した。7代目はリックが継いだ。
 マーコールは体長約150センチ。ヒマラヤ山脈の山岳地帯などに生息し、ワシントン条約絶滅危惧種に指定されている。日本では1990年に同園が初めて飼育し、繁殖に成功した。
(2011年1月14日17時17分 読売新聞)
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