学校「いじめあった」 自殺との関係結論出さず 群馬(asahi.comから引用)

このような子供のいじめは、大人が襟を正さなければ無くならない。特に、社会への影響が大きいマスコミ(新聞やテレビ)が、事実に基づく報道をしないで、世論と称して妄想を報道することをやめなければならない。子供のいじめとマスコミの偏向報道は同じことである。
一般的な商品や工事の請負などは、公正な取引をしないと罰金などの刑罰を受ける。マスコミも、談合した内容(憶測や推察)で事実ではない報道を各社同じようにした場合は、談合があったといえるので厳罰を下せるようにすべきだ。

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群馬県桐生市の市立小学校6年、上村明子さん(当時12)が10月23日に自宅で自殺し、家族がいじめが原因だったと訴えている問題で、学校側が市教育委員会に提出した報告書で「明子さんは学校でいじめられていた」と最終的に判断していることが分かった。市教委が8日午後に開く臨時教育委員会で明らかにする。ただ、いじめと自殺との関連については「はっきりしない」としている。

 学校側はこれまで、「学級内の人間関係に問題はあったが、(明子さんへの)いじめがあったとは認識していない」と記者会見などで説明していた。

 市教委などの説明によると、明子さんの学級は9月28日に席替えをした後、給食を一緒に食べる班が崩れて好きな児童同士で集まるようになり、明子さんは一人で給食を食べるようになった。このため担任の女性教諭は10月14日にもう一度席替えを実施。以前と同じように班別に給食を食べさせるようにしたが、その4日後には明子さんはまた一人になり、この頃から学校を頻繁に休むようになった。

 両親によると、明子さんは以前から学校で「くさい」と言われるなど、いじめられていたという。また、亡くなる2日前の同月21日にあった校外学習では「何でこんな時だけ来るのか」と同級生に言われたといい、苦痛を両親に訴えていた。

 市教委によると、臨時教育委員会で明らかにする学校の報告書は、明子さんが「くさい」などの言葉のいじめを受けていたことや給食を一人で食べていたことをとらえ、精神的な苦痛を感じていたと考えられるとし、「いじめがあったと判断する」と結論づけている。

 一方で、自殺の「直接的な原因は特定できなかった」とし、いじめと自殺との因果関係については結論を出していないという。

 市教委は、この報告書を受けて再発防止策などを臨時教育委員会で話し合う。

 学校は10月末から今月初めにかけて全校児童へのアンケートや聞き取りにより、明子さんへのいじめの有無について調べていた。
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