中国政府「関心の表明と憂慮の意」…尖閣映像(YOMIURI ONLINEから引用)

海保や検察だけではなく、当然アメリカからの流出も考えられる。

引用開始
尖閣諸島沖の漁船衝突事件のビデオ映像がインターネットに流出した問題で、中国政府は5日、外交ルートを通じて「関心の表明と憂慮の意」を日本側に伝えた。
 前原外相が記者会見で明らかにした。
 前原氏は「外交ルートの申し入れは抗議ではなかったと聞いている。日中関係を改善していこうという流れは不変だ」と述べた。中国の在京大使館はこれに先立ち、日本の外務省中国・モンゴル課に事実関係を問い合わせた。
 菅首相は5日夜、首相官邸で記者団に、流出問題が日中関係に与える影響について、「冷静に両国が対処することが重要だ」と語った。また、「国の情報管理がしっかりとした形になっていないことに、危機感を強く覚えた」と述べ、原因究明のため、徹底的に調査する意向を強調した。
 仙谷官房長官は5日午後の記者会見で、「もし公務員が故意に流出させた行為があれば、明らかに国家公務員法違反。罰則付きの違反だ」と述べた。中国への対応については、「事実関係が調査できれば、しかるべく説明を申し上げることになる」と語った。

(2010年11月5日22時10分 読売新聞)
引用終了