「米英独仏、格下げの距離縮まる」 ムーディーズ報告書(asahi.comから引用)

来春までに、何らかの動きがある可能性が高い。こんな記事は半年くらい先の変化の兆し。

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【ニューヨーク=山川一基】米格付け会社ムーディーズ・インベスターズ・サービスは17日、現在最上位の「トリプルA」に格付けしている米、英、独、仏の4カ国について、「格下げへの距離がさらに縮まった」とするリポートを発表した。財政引き締めの結果、将来の経済成長がさらに鈍化する可能性などを理由にあげている。
 同社は欧州の3カ国について、市場の信頼を失う前に財政引き締めにかじを切ったと指摘。米国を含め、債務の状況を考えれば今のところ格付けは安定的だとした。
 しかし各国は、財政出動による経済刺激策がこれ以上困難な状況にあり、どう経済を活性化させて税収増を図るのか、どうやって低コストの資金調達を今後も維持していくのかが新たな課題として突きつけられている、と指摘。
 そのうえで、「高齢化問題を考えれば、中長期の財政問題に立ち向かうために各国に残された時間は減りつつある。格付けを維持するためには、様々な改革が決定的に重要だ」と述べた。
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