中国、日本を抜いて世界第2位の経済大国へ(CNN.co.jpから引用)

まだしばらくは、山谷を繰り返しながらも中国は成長し続ける可能性が高い。日本がアメリカに占領されながら辿った道を自立して進められる事は羨ましいことだ。

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ロンドン(CNNMoney) 中国が日本を抜き、米国に次ぐ世界第2位の経済大国になろうとしている。日本の内閣府が16日に公表した2010年4―6月期の国内総生産(GDP)は1兆2900億ドル。これに対し、中国の公表値は1兆3400億ドルだった。
HSBC香港のエコノミストフレデリック・ニューマン氏は、今年中に中国が日本を追い抜き、世界第2位の大国になると予想する。
国際通貨基金IMF)は、今年末には中国のGDPが5兆4000億ドル、日本のGDPが5兆3000億ドルに達すると予測している。
またJPモルガン東京のエコノミスト、ジェスパー・コール氏は、今後10年間の成長率は中国が8%、日本が1%程度になるとし、10年後には中国の経済規模が日本の2倍になると予想する。
実際、4―6月期のGDP成長率は、中国が10.3%、日本が0.4%と、大きな差がある。
中国経済は、貿易黒字が7月に287億ドルを記録するなど輸出に支えられる一方、大量の人口にも支えられている。これに対し日本は、記録的な円高で輸出が停滞する一方、高齢化や人口減少にも直面している。
景気減速の予兆も見られるとはいえ、中国は依然、先進諸国を上回るペースで成長している。いずれ米国を追い抜いて世界最大の経済大国になるとの予想もある。ただそれには少なくとも10年はかかりそうだ。
だが自動車販売台数を見ると、確かにそうした傾向が表れている。米国の年間自動車販売台数は2000年代前半の1600万台の3分の2程度にまで減少している。一方、調査会社のJDパワーによると、中国の同販売数は今年、1560万台に達する見込みだ。 
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