ハンガリー、IMFとEUが求める追加の緊縮財政措置を講じる考えはない=経済相(REUTERSから引用)

IMF不況とは、隣国の韓国で先の不況時に発生した。IMFの言うとおりの政策を実行すると不況になる可能性が高い。日本も同じく、増税すれば不況だ。

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ブダペスト 19日 ロイター] ハンガリーのマトルチ経済相は19日、財政赤字削減に向けた銀行課税の導入が必要とし、国際通貨基金IMF)と欧州連合(EU)が求める追加の緊縮財政措置を講じる計画はないとの考えを示した。
 ハンガリーは、2008年10月に合意した緊急融資についてIMFおよびEUと協議を進めていたが、IMFとEUは財政再建に向け一段の措置を講じることをハンガリーに要請し、両者の協議は17日に中断した。これを受け、フォリントは19日朝方の欧州為替市場で、ユーロに対して約2.7%下落した。
 マトルチ経済相は、国営テレビm1で、財政赤字削減に向けた政府が計画している2000億フォリント規模の課税措置と、中銀総裁の給与を削減する法案に関して、IMFとEUが懸念を示したことを明らかにした。
 同相は「ハンガリーは過去5年緊縮財政プログラムを実行してきた。われわれはこれを前政権から引き継いだが、これらの措置がもたらす好ましくない結果を回避したい」とし「追加の緊縮財政措置は問題外であるとわれわれのパートナーに伝えた」と述べた。
 その上で「銀行課税を導入する。これが大きな追加負担になることは認識しているが、銀行課税により税制赤字の(対GDP比)3.8%という数字を達成できる」との見方を示した。
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