韓国、TPPに当面参加せず 中国とのFTA交渉に注力(asahi.comから引用)

歴史は繰り返すのだろうか。日本、中国ロシアの間で揺れ動いた朝鮮半島。今は、アメリカ、中国、日本、ロシアの間で揺れ動きどうなるのか。

引用開始
【ソウル=中野晃】韓国政府は13日、朴槿恵(パククネ)政権での通商政策の指針となる「新通商ロードマップ」を発表した。最大の貿易相手国である中国との自由貿易協定(FTA)の交渉に力を入れ、米国が主導する環太平洋経済連携協定(TPP)の交渉には当面参加しない方針だ。

 新たな指針は、韓中FTAを最優先に、日中韓FTAなども進めて「東アジアの地域経済統合の中枢軸になる」ことを柱に掲げた。韓国は、米国をはじめ多くのTPP交渉参加国とは、FTAを締結済みだ。中国、インドが参加する東アジアの包括的経済連携協定(RCEP)の交渉にも参加しており、「米国主導のTPPと中国主導のRCEPをつなぐ輪留めの役割を果たす」としている。

 産業通商資源省の崔京林(チェギョンリム)次官補は同日の会見で、TPPに関し「交渉の進展状況と我が国の利害関係を検討してから決める」と述べるにとどめ、当面は交渉参加を見送るとした。
引用終了