【タイ】ビザ免除の拡大検討、東南アジアの訪日客増で(バンコク週報から引用)

どうやら、東南アジアからの旅行者を本気で増やすつもりのようだ。
そのうち、ごくわずかではあろうが、日本に居つく移民者となる人たちが出るのだろう。

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政府は20日、東南アジアの新興国からの訪日旅行者を増やすため、査証(ビザ)の免除や、有効期限内なら何度でも入国できる数次ビザ発給の対象拡大を検討する方針を固めた。訪日旅行者を2020年までに2500万人に増やすとした政府目標を達成するには、経済成長が著しい国の観光客を増やす必要があると判断した。

太田昭宏国土交通相が近く、政府の産業競争力会議で説明する。

ビザ免除はタイ(12年の訪日旅行者26万人)とマレーシア(13万人)、数次ビザはフィリピン(9万人)とベトナム(6万人)が検討対象になる見込み。不法就労者の拡大につながる懸念もあるため、今夏までに観光、法務、外務など関係省庁で調整する。

また中国人の数次ビザ発給は、これまで岩手、宮城、福島の被災3県と沖縄県に宿泊する場合に限っていたが、日中関係の悪化で減った個人旅行客を回復させるため、制限撤廃を検討する。

観光庁によると、12年の訪日旅行者は837万人。政府は2500万人の目標が実現すれば、旅行者が日本で消費する金額が、現在の年1兆円から4兆円に増えると試算している。(共同)
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