米国:歳出削減ならリセッションに逆戻り−全米知事協会 (Bloomberg.co.jpから引用)

大統領と議会は、同意するつもりがあるのだろうか。

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2月24日(ブルームバーグ):全米知事協会(NGA)は、連邦歳出が削減されれば大恐慌以来最悪の金融危機から回復過程にある米国州経済が打撃を受け、米経済をリセッション(景気後退)に逆戻りさせる可能性が高いとの認識を示した。

週末にワシントンで開催されたNGAの会議で共和・民主両党の知事は、3月1日に発動される850億ドル(約8兆円)の包括的な歳出削減を回避する道をオバマ米大統領と議会は見つけ出す必要があると表明した。

歳出の強制削減は教員や消防士の解雇を招き、計画された予算が今後9年で1兆2000億ドル縮小することにつながる。このうち半分は国防関連費で、残りは国内投資関連が占める。全米の州知事は歳出削減をめぐる脅威が既に米経済に悪影響を及ぼしており、大統領と議会が合意できなければ状況はさらに悪化すると警告した。

原題:Spending Cuts to Push U.S. Back to Recession, GovernorsSay (2)(抜粋)

記事に関する記者への問い合わせ先:ワシントン William Selway wselway@bloomberg.net;タラハシー Michael C. Bender mbender10@bloomberg.net

記事についてのエディターへの問い合わせ先:Stephen Merelman smerelman@bloomberg.net
更新日時: 2013/02/25 08:25 JST
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