日銀総裁候補、大胆な緩和実行できる人を選ぶ=菅官房長官(REUTERSから引用)

大胆な金融緩和を進めると、今は市場に認められたと肯定しているようだけれど、1ドル200円でも300円でも肯定するつもりなのだろうか。
TPPにかかわらず、既得権は一切認めず、規制緩和をすればいい。特定の商売(農業・自動車・他)を保護することはよくない。商売は商売人の努力を市場が判断すればいい。
日本として、守りたい文化があれば、それに予算をさき保護するのはいいのではないか。守るべき文化は、天皇制などではないのだろうか。小規模農業も古い北イスラエル時代からの文化とでもいうつもりなのか。

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[東京 24日 ロイター] 菅官房長官は24日朝、NHKの番組で日銀総裁人事について「今の円安・株高に大きな影響があるので、首相の目指す大胆な金融緩和を実行できる人中心に選ぶ」との考え方を示した。

同長官は、野党への提示時期について、首相の胸の内はもう決まっているだろうとしながら、「もう時間もないので、早期に決断し、候補者本人の了解を得た上で、野党にも協力してほしい」と述べた。

民主党みんなの党日本維新の会などのうち、どの党に協力を働きかけるかという点について「そこは正々堂々が良いと思う。首相の政策が今、市場に認められている。これだけ円安になっており、順調にいっている。正々堂々とそれをやる人がいいと思う」と述べた。また、財務省OBの是非については「そういうことではなく、政策を実行できる人を中心に考えるのが当然のことだ」とした。

また、今回の日米首脳会談後に日米共同声明が発表され、環太平洋連携協定(TPP)交渉で例外なき関税撤廃を前提にしないことが盛り込まれたことに関して、菅長官は政府として交渉参加を表明する時期が近いことを示唆した。具体的な表明時期について、3月末までかとの質問には「そんなに長引かせる必要はないと思う」とし、「総理が帰国して自民党役員に結果報告をし、その状況次第だ」と述べた。党内の反対派の理解を得ることについては「ここは問題ないと思う」と語った。「聖域なき関税撤廃なら交渉参加せず」との公約についてクリアでき、反対派の理解も得られる、とした。

(ロイターニュース 中川泉;編集 山川薫)
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