PIMCOのグロース氏、今週の米国債相場上昇に疑問呈する (Bloomberg.co.jpから引用)

アメリカで金利が上がって、ドルが上がるのだろうか。

引用開始
2月22日(ブルームバーグ):米パシフィック・インベストメント・マネジメント(PIMCO)で世界最大の債券ファンドを運用しているビル・グロース氏は、今週の米国債相場上昇に疑問を呈した。

同氏は21日遅くのブルームバーグテレビジョンの番組で、米連邦準備制度理事会FRB)が刺激策を縮小し景気拡大が鈍るとの観測から、米国債相場が上昇したと述べた。FRBが今週公表した連邦公開市場委員会(FOMC、1月29−30日開催)議事録によれば、一部のメンバーは現行の月850億ドル(約7兆9000億円)の資産購入ペースを変える準備が必要だとの見解を示した。

グロース氏は「米国債市場はこうした潜在的な期待で若干バイアスがかかっている。私は特にモーゲージ市場と米国債市場では利回りが上がる可能性があると考えている」と述べた。

原題:Bill Gross Says Treasuries Advance This Week for WrongReason(抜粋)

記事に関する記者への問い合わせ先:シンガポール Wes Goodman wgoodman@bloomberg.net

記事についてのエディターへの問い合わせ先:Rocky Swift rswift5@bloomberg.net
更新日時: 2013/02/22 11:50 JST
引用終了