愛知沖の上空で放射性キセノン 核実験との関連不明(asahi.comから引用)

北朝鮮の実験よりも、自国の原発が心配。

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 文部科学省は21日、北朝鮮の核実験を受けて政府が実施していた放射性物質の調査で、愛知県沖の上空で希ガスの放射性キセノン133を検出したと発表した。ただ、微量のため核実験との関連は不明という。

 核実験翌日の13日、放射性物質が流れてくる可能性のある愛知県沖で、航空自衛隊機が上空の大気を採取。文科省所管の日本分析センターで分析したところ、1立方メートルあたり1・9ミリベクレルのキセノンが検出された。

 この空域でのキセノンの観測データは過去になく、増減の傾向は不明。同センターは千葉市の地上付近で週1度測定しており、2008年10月から東京電力福島第一原発事故までの間に最大6・7ミリベクレルが検出された。今回はその3分の1以下。文科省の担当者は「キセノンは医療用などでも使われており、核実験との関連はわからない」としている。
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