米財務次官:為替で各国は「ゲームのルール」に従うだろう (Bloomberg.co.jpから引用)

欧米が作ったルールに従わないといじめられる。ルールを守っても日本が優位に立つとルールを変えられる。
エネルギーさえ自給する方法が確立されれば、江戸時代のような内需を中心とした管理貿易体制に戻ればいい。

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 1月25日(ブルームバーグ):ブレイナード米財務次官(国際問題担当)は、為替市場において各国政府が「ゲームのルール」に今後も従うとの確信を表明した。米国以外ではこのところ、日本がルールを破っているとして懸念の声が上がっている。

ブレイナード次官は25日、スイスのダボスでインタビューに応じ、「私はゲームのルールが今後も引き続き守られると信じている」とし、「システムを円滑に機能させるために非常に重要なことだ」と続けた。

各国の政策当局者は最近の円の下落について懸念を示しているが、この日はカナダのフレアティ財務相も懸念を表明した。主要7カ国(G7)は、通貨の競争的切り下げを目指さず、また為替レートは市場に委ね政府は干渉しないことで伝統的に方針が一致している。

フレアティ財務相は、日本がG7の「信頼を踏みにじっている」とは考えていないとした一方、麻生太郎財務相と為替レートをめぐり言葉を交わしたことを明らかにした。

フレアティ財務相世界経済フォーラム(WEF)年次総会が開かれているダボスで、「日本の行動があまりにも速く、世界全体に影響を及ぼしていることが私の懸念だと伝えた」と述べた。

原題:Brainard Expects ‘Rules of the Game’ to Govern ForeignExchange(抜粋)

記事に関する記者への問い合わせ先:パリ Simon Kennedy skennedy4@bloomberg.net

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更新日時: 2013/01/26 05:27 JST
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